葬儀の流れ
通夜、葬儀・告別式の一般的な式次第をご案内します。
通夜の流れ
弔問の受付
受付係は、弔問に訪れた方に芳名帳への記帳をお願いします。
その後、祭壇が設置された部屋へと案内します。
喪主、遺族は、弔問に訪れた方へお礼を申し述べます。
僧侶への心遣い
僧侶ご到着の後、控え室にお通しし、お茶とお菓子をお出しします。
この時、お通夜、葬儀で使う白木の位牌に戒名を書いてもらいます(事前に書き込みをお願いしてもかまいません)。
なお、僧侶への心遣いは葬儀社などに相談して、早めに対応したほうがよいようです。
この他、僧侶が「通夜ぶるまい」の席に出られない時には、お持ち帰り用の折り詰めとお菓子の包みをお渡しするか「御膳料」を包みます。
また、僧侶の送り迎えをしない場合は「御車代」をお渡しします。
通夜の式次第
現在では、夜6時頃から2~3時間行われる「半通夜」が一般的です。
- 遺族・参列者の着席
- 僧侶の入場
- 読経
- 僧侶の焼香
- 喪主、故人と近しい親族の順番で焼香
- 参列者の焼香
- 焼香が一巡した後、喪主または親族代表のお礼の挨拶
- 「通夜ぶるまい」へのご案内
- 「お開きの挨拶」
※参列者がお引取りになる少し前に、喪主または世話役代表は簡単なお礼を述べます。 - お手伝いいただいている方への感謝の礼を伝えます。
- お手伝いの方々の通夜ぶるまいをします。
※仏式の一例です。地域・宗派により順序・内容が異なることがあります。特に最近では、焼香を終えた参列者がすぐにひきとる地域もあるようです。
葬儀・告別式の式次第
葬儀は宗教的な儀式です。
仏式の葬儀では、遺族は故人の成仏をお祈りします。
一方、告別式とは、遺族や故人と親しかった方が、故人に最後のお別れを告げる式です。
しかし、最近では葬儀と告別式を明確に区別せず、ひとつの流れの中で行うことが多いようです。
葬儀の式次第
(一般的な仏式の葬儀の式次第です。)
- 一同着席
- 開式の言葉(進行係の方による)
- 僧侶(導師)の入場
- 読経
- 弔辞朗読
- 弔電の紹介
- 僧侶(導師)のご焼香
- 読経
- 喪主・親族、会葬者のご焼香
- 僧侶(導師)の退席
- 喪主または親族代表による挨拶
- 閉式の言葉(進行係)
告別式の式次第
(一般的な仏式の告別式の式次第です。)
- 僧侶(導師)の入場
- 開式の言葉(進行係の方による)
- 読経
- 一般参列者のご焼香
ご遺族の方は参列者に黙礼します。
係りの方が帰宅される参列者に会葬返礼品・会葬礼状をお渡しします。 - 僧侶(導師)の退席
- 閉式の言葉(進行係)